女性側の不妊の原因を見つけるため、基本的な不妊検査を行います.
「不育(妊娠しても流産や早産などにより生育しない状態)」についても早期から着目してきました。患者さまの状態によっては、不妊検査に加え、不育に関する検査もおすすめしています。
検査の結果により、子宮・卵巣・卵管等の器官に疾患が見つかり、それらの治療が必要と判断された場合には、本格的な治療に先立ち、疾患の治療を行います。また、甲状腺や自己免疫に関する疾患(膠原病など)が、不妊の原因となっている場合もあります。それらの疾患の治療が必要と判断された場合には、専門の医療機関をご紹介しております。
さらに、最近では、不妊の原因としてメタボリックシンドローム(いわゆる成人病あるいは生活習慣病、とくに糖尿病)が増加しています。健康なお子さまを出産していただくためにも、母親として健康的にお過ごしいただくためにも、検査し、アドバイスしております。